04 March

今夜のBGM 『House of Love:East17』

今夜はやっぱりこれでしょう^^
浦和のホームゲーム、選手がアップをする中、この曲がかかったら次はスタメンの発表です。
なんか、もう、パブロフの犬状態です(笑)
明日はどんなメンバーなんだろう?
エメは?達也は?間に合うのかな?
なんて思いを巡らせながら寝るのです。
って、この曲聴いたら目が冴えちゃうな〜^^
23:45:00 | tack | 1 comment | TrackBacks

今日のBGM 『そんな暮らしの中で:風』

アルバム:海風 より

東京は雪です。

こんな日はどうしてもこの曲を思い出してしまいます。
「22才の別れ」や「なごり雪」など叙情派フォークの代表だった伊勢正三が「ほおづえをつく女」でロックのテイストを取り入れた事は以前にも書きました。
そして、次作になる「海風」ではジャズのテイストも取り入れ、今で言うフュージョン、当時はクロスオーバーと呼んでましたが、更にサウンド志向になって行きました。
その中で新しいタイプの叙情的一曲がこの「そんな暮らしの中で」です。

2番の歌詞はとても素晴らしいと今でも思っています。


2センチ足らずの雪が
科学の街東京を 
一日で塗り替える

その変わらぬ雪の色に
人は何を思うのだろう
変わり行くこの日々に

寒さの中に隠れているのは暖かさなのだから
冬の朝 目覚めた時のあと5分の幸せを
誰もが知ってる


絶対の中のものの哀れと相対の中で知る幸福感を見事に詠っていると思います。
もう、30年近く前の曲ですが、ずっと心に残っている一曲です。
07:46:47 | tack | No comments | TrackBacks

10 February

今夜のBGM 『Peg:Steely Dan』

アルバム:Aja より

伊勢正三が「ほおづえをつく女」で影響を受けたと言う「Steely Dan」を聴こうと渋谷の輸入レコード店で買った当時の最新アルバムがこの「Aja」。
もちろん一発で気に入ってしまいました。

当時はGoogleのような便利なものはありませんから、いろんな雑誌を立ち読みしては知識を収集していたのですが、このSteely Danはライブは行わず一流スタジオミュージシャンを適材適所に使って長時間スタジオにこもりきってレコーディングしていると言うマニアックな二人組みだとわかったのです。

そうとわかると、Steely Danと共に参加しているミュージシャンへも興味が沸きます。
ラリー・カールトン、チャック・レイニー、リー・リトナー、スティーブ・カーン、ジョー・サンプル、スティーブ・ガッド・・・・

その中で、この「Peg」のリードギターを担当したのがジェイ・グレイドン。
ラリー・カールトンやリー・リトナーでなくジェイ・グレイドン。
当時は無名だったジェイ・グレイドンですが、Steely Danに使われた事で有名になったと言う事を知ったのは少し後の事ですが、正に傑作中の傑作と言える「Aja」の中でも、この曲は凄く気に入ったのでした。

23:34:00 | tack | No comments | TrackBacks

09 February

今夜のBGM 『ほおづえをつく女:風』

アルバム:Windless Blue より

デビュー曲「22歳の別れ」が大ヒットした伊勢正三と大久保一久のフォークデュオ「風」。
でも、僕が好きになったのはこの「ほおづえをつく女」を聞いてからなんです。

当時のロック関係の雑誌で「フォーク系からこのような日本語ロックの名曲が生まれるのは悔しい」と言う表現で絶賛されていた記憶があります。
男と女と言う三人称で書かれた詞も新鮮でした。

そして、作者伊勢正三が「この曲はSteely Danの影響を受けている」と答えているインタビューを読んだのです。
これは、以降の洋楽の嗜好に大きく影響する一言でした。

1976年当時、200万すると言われたB.C.Richのエレキギターを持って大変身した「風」のこの曲は、今聴いても名曲だなぁ〜と思うのです。
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08 February

今夜のBGM 『タクシーと指輪とレストラン:加藤和彦』

アルバム:あの頃、マリーローランサン より

まだ少年だった僕に ♪オラは死んじまっただぁ〜 って言うのは一発で受けてしまった訳で、その日から加藤和彦と言う類まれなサウンドクリエーターは時々僕の前に顔を出して来るのです。

「あの素晴らしい愛をもう一度」とか「サディスティック・ミカバンド」とか「シンガプーラ」とか「パパヘミングウエイ」とか「だいじょうぶマイフレンド」・・・・
そして、83年に発表されたこの「あの頃、マリーローランサン」。

安井かずみさんの映像が浮かんできそうな大人の恋の詞を、加藤和彦が良質なAORに仕立て上げています。

そんな中でもニューヨークの街並みが浮かんで来るこの曲は、「模造真珠の指輪 君の細い指」と言うフレーズが凄く好きでした。
でも、今は「あの頃はいつでも 二人の愛が優しく行ったり来たり 若い日の想い出」なんてところにジンときたりしてしまうのでした。
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