Archive for February 2005

28 February

寒風にダイナモの必要性を感じた さいしんカップ

カーナビが教えてくれたのですが、船橋から熊谷に行くのには東北道の羽生で降りるのが一番近いのですね。
イメージでは関越だったので意外だったんですけど、思わぬ埼スタ経由に気持ちは高鳴るのでした。

ちょっと出遅れを心配したのですが、競技場の駐車場に車を無事止められて、多くのレッズサポと一緒に競技場に向かいます。
駒場に行く時もそうですが、あちこちの道からだんだん人が増えていくって良いですね。
ほんのちょっとの距離でしたけど、その気分を思い出させてくれました。

競技場の前にはレッズのテント、近づくにつれて朝井夏海さんのアナウンスが聞こえてきます。
レッズフェスタでも聞いたけど、あの声はやっぱり競技場が一番似合う。
ホームゲームなんだなぁ〜って改めて思いました。

熊谷と言えば40度を超えたとかのニュースの印象が強いのですが、やっぱり冬は寒いです。
空っ風ってヤツですね。
メインスタンドは屋根の陰になって寒い寒い。
せっかく買ったユニ姿になれないのです(軟弱)。

熊谷競技場


アップが始まりいつもの曲が流れドドーン!
2ヵ月半、待ちましたよって感じですね。

坪井がDFに入りネネがボランチ、永井のワントップに山田と長谷部のツーシャドー。
出ないのではと言われていたヤマ以外は前日の練習メンバーでした。

試合開始当初から浦和のプレスが効いて草津は形を作れません。
ネネもボランチでさすがの読みを見せてくれます。
長谷部が積極的にボールに絡み、永井もやや強引気味にシュートに持っていく所はストライカーの自覚かと思わせましたが、次第に手詰まり感がしてきました。
ワントップで空いているはずのサイドのスペースが上手く使え切れません。
永井も立て続けのシュートの後はいい形になれません。
何かが足りないと思っているうちに、前半の最後の方は草津にペースを握られた感じにもなりました。
足りないものは・・・運動量でした。
全体的に思い切った飛び出しが足りない気がしました。
寒さを余計に感じ始めた頃、やっぱり浦和にはダイナモが必要なんだなと改めて感じたのでした。
そう、背番号13が・・・・

後半、内館がボランチに入り動きを活性化させようとしているのが良くわかりました。
しかし、審判に当たったボールからカウンターを喰らい失点。

この日守備で不安だったのは、裏を取られることが何度かあった事と、あと坪井はまだ完全じゃないなと言う事ですね。
元セレッソの11番にヘッドも完敗してましたし、失点の時も裏を取られてしまいました。
この日は90分やる事が重要だったと思うのですが、試合感を戻すにはもう少し時間がかかるのかなと感じました。

失点に全体が触発されたのか、岡野の投入でより活性化されたのか、全体の動きが良くなり始めました。
そして、CKの精度からして入りそうだなと予感したアレのFKで同点。
ボールカットからグイグイ前に出た長谷部が永井からのボールをワンツーでスルーパス、永井が巧みにキーパーを抜くようなシュートで勝ち越し。
最後はカウンターから長谷部のパスを長い距離を併走してきた岡野がきれいに決めて3−1。
終わってみれば貫禄勝ちでした。

引き上げる選手達

内館と岡野の大きな動きがチームに去年の闘い方を思い起こさせたと思います。
また、試合を通じて長谷部から今年はやるぞと言う意気込みを感じる事が出来ました。
エメ・達也・啓太がいつ頃復帰するのかわかりませんし、開幕戦に向けての駆け引きもあると思いますが、鹿島戦はそれなりの状態で望めそうな感じがしました。

この日はゴール裏のサポも長谷部やアレの歌を試運転していましたが、草津がなかなかいいサッカーをしてくれたので、ちょうど良いプレシーズンマッチになったと思います。

草津は長丁場に耐えられるかはありますが、結構良いところまでやりそうな気がします。
フジタの手塚が監督なんですね。
小島はリザーブにも入ってなかったけど、「J1に上がって来いよ!待ってるよ!」って声をかけたかったな。

後半は寒さも忘れ、結果的には来週から始まるシーズンに期待を膨らませる事が出来たのでした。
オーロラビジョンには「優勝浦和レッズ」の文字が予言のよう映し出されていましたしね。

優勝浦和レッズ
23:00:09 | tack | No comments | TrackBacks

27 February

来たぜ、REDS新ユニ

今回はサッカーショップ加茂にお世話になりました。
予約していて入荷が25日。
昨日取りに行きました。
なかなか、カッコいいですよね。
個人的にはXXLと言うのが嬉しいです^^;

今年の背番号は9。
永井の天皇杯の頑張りにリスペクトしました。
なんか、去年はやっと浦和の9は永井だって思いにさせてくれた1年だったと思います。
どちらかと言うとクールで飄々とやってる感じの永井でしたけど、あの天皇杯は永井がチームを引っ張ってるって気迫も感じられました。
見てくれるかどうかはわかりませんが、永井も今のユニの9を見ることを励みにしてくれそうな気がします。
期待すると外す永井でしたけど、今年はなんか期待に応えてくれるって予感がしますよね。

さぁ、さいしんカップ、行くぞ〜〜!
We are REDS!

浦和ユニ前浦和ユニ後ろ
We are Reds がさりげなく
08:49:04 | tack | 1 comment | TrackBacks

14 February

欧州派か南米派かで別れるジーコの評価

今週のサッカーマガジンでの北朝鮮戦におけるジーコ監督の評価は6点でした。
サッカーダイジェストはまだわかりませんが、僕は専門誌と同じ評点をしたので、やっぱり読売新聞の評点は甘々と言う事でしょうか?

そんな中で、元読売新聞の記者でサッカーマガジンでは古くからコラムを持っている牛木素吉郎氏は「人事を尽くして強運を待つ!」と言う題名で、この試合を準備万端行ったジーコには当然運も付いてくる、勝利は努力の結果だと書いていました。
試合後のジーコ監督の記者会見で「ジーコ自身が強運に恵まれているのは何故だと思うか?」と言う質問が実際に出て、それを意外と言うようにも書いています。

この質問はドイツのコーチライセンスを持つ湯浅健二氏のものでした。
湯浅氏としてはジーコと言う選手として百戦錬磨の天才だけが感じ取れる勝負所の勝運の掴み方を、どのように今の選手に伝えたかを知りたかったみたいです。
これはトルシエには(湯浅氏にも)出来ないことです。

牛木氏が湯浅氏を知らないとは思えませんが、なんかあまりサッカーを知らない記者が質問したように書いているのが不思議です。
強運を待つのではなく主体的に取り込む事について質問だと思うので、言ってる事は同じようにも思えるのでした。
ただ、根本の監督ジーコに対する評価は違うようですけどね。

結局、ジーコ肯定派はツキを含めて神様ジーコの能力として認めてしまうのでしょうし、ジーコ疑問派はある程度論理的に説明できない事に対しツキは続くのか?と疑問を投げかけるのでしょう。

まぁ、前者は南米サッカー派で後者はヨーロッパサッカー派とも言える気がします。

もちろん僕は三菱がバイスバイラー監督に教えてもらった時からヨーロッパ派なので、疑問派です。
でも、勝っているので、これでも否定派から疑問派になったんですよ(笑)

23:37:09 | tack | No comments | TrackBacks

13 February

浦和3−0鳥栖

熊本合宿におけるサガン鳥栖との初練習試合は、今年もキャプテンであるトップ下山田の活躍で3−0で快勝したようです。

レギュラーメンバーの前半で3−0。
達也・啓太・アルパイとエメがいないわけですから、これでも1.5軍?
しかし、長谷部→山田、永井→山田、山田→永井と役者が活躍したようです。
ギドのコメントでは坪井も良くなっているようなので、嬉しいですね。
ただ、山岸が亜脱臼しちゃったようなので心配です。

まぁ、後半はメンバーも大分変えたようなので押されたのも仕方ないかと思いますが、それでも0−0だった訳ですし、この時期であれば良いのかもしれませんね。

とは言っても、もう3週間後は開幕ですから、怪我だけは気をつけて欲しいと思います。
22:27:35 | tack | No comments | TrackBacks

10 February

読売新聞、昨日のジーコ採点7.5???

今日の読売新聞スポーツ欄にあったジーコ監督の昨日の試合の採点はなんと7.5.
記憶が正しければ、読売新聞に採点が載ったのは初めてだと思うのですが、それにしても甘すぎないでしょうか?

チームコンセプトが無いのがコンセプトであるジーコのチームは、機能すればフットボールが本来持つ素晴らしさを表現できるのですが、機能しなかったら自己修正できない事も起き得るでしょう。
昨日の前半が全くそうです。
前半のメンバーには鳥瞰図を思い浮かべ、適切な対処が出来る選手がいなかったのです。

結局、今の代表で「現場監督」が出来るのは、中田英寿と中村俊輔なんだと思います。
ヒデは言葉も身振り手振りも使って指示を出していたし、俊輔は自らの動きによってチームを率いていました。

チームに決まり事があれば、「現場主任」程度でいけるでしょうから、小笠原でも対応できたかもしれません。
しかし、ジーコのチームには「現場監督」が必要なんです。
それは、最初からわかっていたことではないのでしょうか?

つまり、先発から俊輔を使わなかった事は監督として大きなミスであり、せっかくシリア戦で3−5−2も4−4−2も出来るんだよと見せておきながら、ご丁寧にスタメンを通知してその通りにする正直さも、相手に付け入る隙を与えた大きなミスの一つではないかと思うのです。

それを綺麗に修正したのが高原や俊輔で、彼らを使った采配が素晴らしいと言うのは、大事な部分に目を向けていないと僕は思います。

勝った訳ですから6、まぁ、5.5としたいところですが、7.5はあまりに高すぎます。

それにしても、昨日も書きましたが俊輔は去年のアジアカップ時よりもまた良くなったという感じですね。
どうしても俊輔はこねると言うイメージもあったのですが、昨日はしっかりキープって感じでしたね。
状況判断が素晴らしかったです。
俊輔を先発にするのかジョーカーにするのかと言ったら、僕はやっぱり先発だと思うんですけどね。
22:49:00 | tack | No comments | TrackBacks