Archive for 14 February 2005

14 February

欧州派か南米派かで別れるジーコの評価

今週のサッカーマガジンでの北朝鮮戦におけるジーコ監督の評価は6点でした。
サッカーダイジェストはまだわかりませんが、僕は専門誌と同じ評点をしたので、やっぱり読売新聞の評点は甘々と言う事でしょうか?

そんな中で、元読売新聞の記者でサッカーマガジンでは古くからコラムを持っている牛木素吉郎氏は「人事を尽くして強運を待つ!」と言う題名で、この試合を準備万端行ったジーコには当然運も付いてくる、勝利は努力の結果だと書いていました。
試合後のジーコ監督の記者会見で「ジーコ自身が強運に恵まれているのは何故だと思うか?」と言う質問が実際に出て、それを意外と言うようにも書いています。

この質問はドイツのコーチライセンスを持つ湯浅健二氏のものでした。
湯浅氏としてはジーコと言う選手として百戦錬磨の天才だけが感じ取れる勝負所の勝運の掴み方を、どのように今の選手に伝えたかを知りたかったみたいです。
これはトルシエには(湯浅氏にも)出来ないことです。

牛木氏が湯浅氏を知らないとは思えませんが、なんかあまりサッカーを知らない記者が質問したように書いているのが不思議です。
強運を待つのではなく主体的に取り込む事について質問だと思うので、言ってる事は同じようにも思えるのでした。
ただ、根本の監督ジーコに対する評価は違うようですけどね。

結局、ジーコ肯定派はツキを含めて神様ジーコの能力として認めてしまうのでしょうし、ジーコ疑問派はある程度論理的に説明できない事に対しツキは続くのか?と疑問を投げかけるのでしょう。

まぁ、前者は南米サッカー派で後者はヨーロッパサッカー派とも言える気がします。

もちろん僕は三菱がバイスバイラー監督に教えてもらった時からヨーロッパ派なので、疑問派です。
でも、勝っているので、これでも否定派から疑問派になったんですよ(笑)

23:37:09 | tack | No comments | TrackBacks