Archive for 09 February 2005

09 February

今夜のBGM 『ほおづえをつく女:風』

アルバム:Windless Blue より

デビュー曲「22歳の別れ」が大ヒットした伊勢正三と大久保一久のフォークデュオ「風」。
でも、僕が好きになったのはこの「ほおづえをつく女」を聞いてからなんです。

当時のロック関係の雑誌で「フォーク系からこのような日本語ロックの名曲が生まれるのは悔しい」と言う表現で絶賛されていた記憶があります。
男と女と言う三人称で書かれた詞も新鮮でした。

そして、作者伊勢正三が「この曲はSteely Danの影響を受けている」と答えているインタビューを読んだのです。
これは、以降の洋楽の嗜好に大きく影響する一言でした。

1976年当時、200万すると言われたB.C.Richのエレキギターを持って大変身した「風」のこの曲は、今聴いても名曲だなぁ〜と思うのです。
23:56:00 | tack | No comments | TrackBacks

神様〜、結果良ければ全て良いんだけど、ハラハラはやめて

ドイツW杯アジア最終予選第一戦の北朝鮮戦は、1次予選のオマーン戦の様にやっとの思いで勝ちました。
北朝鮮とのホームゲームで勝ち点を失うのは、かなり痛いので、きちんと勝ち点3をゲットできた事は大きいと思います。

試合開始後、今日は日本のプレスが北朝鮮を封じ込めるぞと感じさせるプレーの中から得たフリーキックを小笠原が直接決めてあっと言う間に先制をしました。

しかし、この一点がチーム全体の守備意識を高めてしまったのか、全体の運動量が落ちてしまったようです。
特に福西と遠藤が揃って下がってしまい前線とのバランスが崩れた為、次第に受身になる時間が増え、また、ボールを奪っても後方からの押し上げがなくまた奪われてしまうため、全くペースを掴めなくなってしまいました。
前半を終わって、4バックの方がバランスが良さそうだなと、あと、鈴木がポストを意識しすぎているのか動き出しが遅いのが気になっていました。
少なくとも鈴木と高原は交代かなと思っていました。

しかし、後半もメンバー交代は無し。
序盤はボールを繋いでいましたが、やはり動きは少なく、同点を狙った北朝鮮が前掛かりになると受身に回ってしまい、狙ったかどうかはわかりませんが川口の逆を付く技巧的ゴールで同点になってしまいました。

ここで高原・中村を投入して4バックに変更すると、日本は完全にペースを握りました。
中村が左右に動きながら基点になってボールを落ち着かせるとともに、中にスペースを作り、そこに遠藤・福西も入ってまたオープンなスペースに散らしていくと、リズムとスピードで完全に日本ペースになりました。
普通なら90分の大半がこの状態のはずだったと思いますが、残された時間は30分しかありません。
決定機を幾つか作りましたが決まらず、残り10分で大黒を投入。
その大黒がロスタイムに代表初ゴールとは、やはりジーコは神様なんでしょうね。

今回の先発は失敗だったと思うのですが、結果的に海外組み二人と最後に滑り込んだ大黒がチームを救いました。
しかし、俊輔が途中から出てあれだけやれるとは、やっぱり成長したんですね。
とにかく、勝ち点3を取ったことで結果的にはこの試合は成功したことになりました。


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