大野勢太郎さん、頑張れ！

９日付けで大野勢太郎氏は自身のサイトで、今後レッズのオフィシャルイベントへの参加辞退を発表されました。
事の起こりは埼玉新聞に、レッズと憲法９条を語る団体レッズアンドピースが発足し、試合で旗を掲げたりするなどの行動を予定しており、そこに大野さんが参加していると書かれていた事でした。
レッズを政治使用するとは、と言う抗議が巻き起こり、大野さんも自身のサイトで事情説明を行ったので一件落着かと思ったのですが、色々メール等で抗議は続いていたようです。
大野さんにしてみたら、レッズに不利益になることを好んでするわけも無く、また、自分の影響力も把握して公正な立場を貫いて来た自負心があり、それはサポーターにも理解してもらえると思っていたと思うのですが、実際はそうではなく、結果引き起こした騒動にこのような結果で幕を引くしか無かったのでしょう。
シーズンインしていなければ、まだ改善の時間はあったかもしれませんが、土曜日にはまた多数のサポーターが終結するわけで、混乱を避ける為には大野さんの結論も早急に出す必要があったと思います。
サポーターが５万いれば５万の考え方と書かれていますが、レッズサポーターの中には大野さんを好きな人も嫌いな人もいると思います。
僕は殆ど真ん中なんですが、やはりここまでなってしまうとちょっと悲しい気持ちになります。
僕は全く聴いていませんが、朝のNACK5の大野さんの番組を聴き続けている友人は番組まで無くなったら寂しい気持ちになると思います。
本来、事実とは360度から見て初めて事実と認識できるものと思います。
少なくとも、複数の視点から見て全体を想定した上での事実認識が必要だと思います。
たった一人の、しかも背景もわからぬ人の書いた記事だけを鵜呑みにして全てを判断してしまう事は、思わぬ結果を生んでしまう事を改めて実感しました。

殆ど真ん中と書きましたが、先日のREDS BARで娘がカードを頂いた時の大野さんの優しい姿には好感を持ちました。
是非いつの日か復帰される事を期待します。
大野勢太郎さん、頑張れ！