Archive for February 2005
10 February
今夜のBGM 『Peg:Steely Dan』
アルバム:Aja より伊勢正三が「ほおづえをつく女」で影響を受けたと言う「Steely Dan」を聴こうと渋谷の輸入レコード店で買った当時の最新アルバムがこの「Aja」。
もちろん一発で気に入ってしまいました。
当時はGoogleのような便利なものはありませんから、いろんな雑誌を立ち読みしては知識を収集していたのですが、このSteely Danはライブは行わず一流スタジオミュージシャンを適材適所に使って長時間スタジオにこもりきってレコーディングしていると言うマニアックな二人組みだとわかったのです。
そうとわかると、Steely Danと共に参加しているミュージシャンへも興味が沸きます。
ラリー・カールトン、チャック・レイニー、リー・リトナー、スティーブ・カーン、ジョー・サンプル、スティーブ・ガッド・・・・
その中で、この「Peg」のリードギターを担当したのがジェイ・グレイドン。
ラリー・カールトンやリー・リトナーでなくジェイ・グレイドン。
当時は無名だったジェイ・グレイドンですが、Steely Danに使われた事で有名になったと言う事を知ったのは少し後の事ですが、正に傑作中の傑作と言える「Aja」の中でも、この曲は凄く気に入ったのでした。
23:34:00 |
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09 February
今夜のBGM 『ほおづえをつく女:風』
アルバム:Windless Blue よりデビュー曲「22歳の別れ」が大ヒットした伊勢正三と大久保一久のフォークデュオ「風」。
でも、僕が好きになったのはこの「ほおづえをつく女」を聞いてからなんです。
当時のロック関係の雑誌で「フォーク系からこのような日本語ロックの名曲が生まれるのは悔しい」と言う表現で絶賛されていた記憶があります。
男と女と言う三人称で書かれた詞も新鮮でした。
そして、作者伊勢正三が「この曲はSteely Danの影響を受けている」と答えているインタビューを読んだのです。
これは、以降の洋楽の嗜好に大きく影響する一言でした。
1976年当時、200万すると言われたB.C.Richのエレキギターを持って大変身した「風」のこの曲は、今聴いても名曲だなぁ〜と思うのです。
23:56:00 |
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08 February
今夜のBGM 『タクシーと指輪とレストラン:加藤和彦』
アルバム:あの頃、マリーローランサン よりまだ少年だった僕に ♪オラは死んじまっただぁ〜 って言うのは一発で受けてしまった訳で、その日から加藤和彦と言う類まれなサウンドクリエーターは時々僕の前に顔を出して来るのです。
「あの素晴らしい愛をもう一度」とか「サディスティック・ミカバンド」とか「シンガプーラ」とか「パパヘミングウエイ」とか「だいじょうぶマイフレンド」・・・・
そして、83年に発表されたこの「あの頃、マリーローランサン」。
安井かずみさんの映像が浮かんできそうな大人の恋の詞を、加藤和彦が良質なAORに仕立て上げています。
そんな中でもニューヨークの街並みが浮かんで来るこの曲は、「模造真珠の指輪 君の細い指」と言うフレーズが凄く好きでした。
でも、今は「あの頃はいつでも 二人の愛が優しく行ったり来たり 若い日の想い出」なんてところにジンときたりしてしまうのでした。
23:23:00 |
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04 February
今夜のBGM 『Breezin:George Benson』
アルバム:Breezin より70年代のクロスオーバーと呼ばれたジャンルの代表的な1曲じゃないかと思うのがこの「Breezin」。
80年代からGeorge Bensonを知る人は、多分ブラコンのジャンルにいると思うのですが、僕にとってはいつまでもクロスオーバーのギタリストなんです。
クロスオーバーはその後フュージョンと呼び方を変えて行きますが、僕がインストゥルメンタルを聴くきっかけになったのがこの「Breezin」。
今聴いてもなかなかいい感じの曲です。
01:23:28 |
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